2009年08月31日

心は秋へと

★「秋」 アルフォンス・ミュシャ(ムハ) 1896年

秋

あと1時間で9月です。
心は秋へと向かい、着々と秋の準備をしています。

今年は 例年より約ひと月早い10月頭から秋の芸術鑑賞旅行へ行きます。
相方は8月初旬から旅行の予定をガッチリ組み、コンサートチケットや宿の手配に勤しんでいました。
「アムステルダムで1泊、その後はドイツ国内を転々。10泊ですが、音楽鑑賞は12回。つまりダブルヘッダーの日が2回あるということです。3日間滞在するバンベルク以外は、日中は鉄道での移動かマチネー(昼公演)。よって、あんたの好きな美術館や教会に割ける時間は殆どありません。よろしいか。」
…一昨年のようにドイツ鉄道のストに巻き込まれないことを祈るばかりです。
バンベルク「バンベルクでの私の予定はこうなっています。」と、相方が見せてくれた日程表には、BreweryあるいはBrauereiという文字のオンパレード。
つまり「醸造所」。
おいおい!3日で8箇所も回る気かい!?
どうやら、彼の「バンベルク大聖堂のオバケに取り憑かれたので、バンベルクにオバケを返しに行く」発言は、「バンベルクのビールがおいしかったので、今度はしこたま飲む」の意だったよう。

ミュシャの「秋」では、秋の象徴として葡萄が描かれているけれど、相方の場合はワイン派じゃなくてビール派なので、ホップを描かなくちゃならない(笑)
でも、ホップの収穫期は、秋じゃなくて夏の終わりじゃなかったっけ?

★★★

旅行から戻ってきたら、私の生活はちょっと変わります。
来年の初夏までですが、学生に戻ります。
以前WEB制作の仕事をしていましたが、ちょうど私が会社を辞めた前後はWEBの世界の過渡期で、「WEB標準」や「Web2.0」という言葉が浸透し始めた時期でした。
WEB構築の方法が自分のこれまでのやり方とガラリと変わって戸惑っているうちに、諸事情から会社を離れることになってしまったので、私の技術はup-to-date なものではなく、中途半端な感が拭えない。
勉強は続けていたものの、やはり独学では限界があるなぁ…というのが実感。
この3年間、あまり積極的にWEB制作の仕事をせずに画像処理や校閲の仕事ばかりしていたのも、自分のWEBの知識や技術が一昔前のものだという引け目が関係していたのかもしれません。
一体私は何がしたいんだろう?と悩んできましたが、やっぱりWEB職人である自分が好きなんですね。
それで、もう一度基礎から学校で学び直すことにしました。
猛勉強の日々になることでしょう。

その後については、いくつか選択肢があると思います。
このまま在宅で続けていくか、会社勤めをするか、両方ともやるか(以前は両方ともやっていた…働きすぎ!)。
信頼と尊敬の気持ちを寄せていたスタッフと、ひとつのサイトを構築していく日々は大変だったけれど、刺激的だったし、本当に楽しかった。
あの頃に対する憧憬みたいなものが、今も心から離れないでいます。
あー、あと折衝・交渉事が嫌いなので、そういったことはWEBディレクターやWEBマスターに任せて、自分は職人に徹したいというのもあるんだけど(SOHOだと全部自分でやらなくちゃいけないから、ちょっとヤダ…という考え _| ̄|○…)
しかしこれには私の健康問題という大きな壁が立ち塞がっていて、来夏の健康状態を見て先を決めることになりそうです。

この展開になんだかデジャ・ヴュ。
WEB制作者になろうと思って勉強を始めたのは、98年のことでした。
専門学校に通っていたものの、父の看病のため1年近く勉強を中断。
父を見送った後は心身ともにボロボロ状態だったけれど、勉強を再開し、念願のWEB制作者になりました。
最初の1,2カ月は体調が悪くて大変でしたが、好きな仕事を続けているうちに自然と元気になっていきました。
…また、振り出しに戻ろうとしているんだな…私。
そんな訳で、秋以降ブログの更新頻度も確実に今よりは減ると思いますが、ちゃんと生きておりますので、ご心配なく〜。

★★★

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★★★

Adobe Creative Suite 4 Design Premiumを買うてもた。
設備投資した分、元取れるくらい頑張らないと〜!
posted by Fu Shusei | Comment(8) | TrackBack(0) | 芸術的呟き
この記事へのコメント
Fuさんこんにちは。

いよいよ、バンベルクでのお化け返し&ビール醸造所の旅ですね。
ヨーロッパ芸術旅行をぜひ楽しんできてください。

また、1年間の学生生活も楽しみですね。
まわりの若さに圧倒されないように、マイペースで頑張ってください。
このブログに反映されることを期待しています。
Posted by りりか at 2009年09月01日
★りりかさん★

この間まで春の旅行の記事を書いていた気がするのですが…時間が経つのは早いですね。
それにしても醸造所があんなにあるとは驚きでした。
日本国内の有名ビール工場は行けるだけ行ってしまったので、今度はターゲットがドイツになってしまったようです(笑)

>マイペースで頑張ってください。

はい、マイペースで頑張ります(^−^)
スポンジのように知識を吸収していた若い頃と違って、最近はひとつのことを覚えるのにも時間がかかってしまうのですが・・・やる以上はキッチリ学びたいと思います!
Posted by Fu Shusei at 2009年09月01日
再びコメントします。

醸造所によって微妙に味が違うので、相方様のようなビール通にはたまらないでしょうね(笑
昼間からビールを飲んでいても顰蹙を買わない点は、大変いい土地柄だと思います。

物覚えが悪くなったのは、私も痛感!です。
ドイツから帰国後に、独検の上のほうの級を受けましたが、熟語が覚えられずに苦労しました(汗
英語も必要に迫られてやりましたが、電子辞書が壊れるくらい(独語と合わせて)やらざるをえませんでした(笑
でも、今月中旬には、いい歳をして大学院を受験します。

勉強に打ち込んでいると、くよくよ考えないで済むからいいですね。
お互いに(年齢を一緒にしたら申し訳ないですが…)頑張れるといいですね。
Posted by りりか at 2009年09月01日
人生 死ぬまで何かの勉強
生涯女学生 頑張れ〜〜〜〜
ワタシも頑張る!!

この絵もヌーヴォー?
Posted by una at 2009年09月01日
★りりかさん★

再コメントありがとうございます♪
相方は以前 某ビール工場の近くに勤務しており、「午後から出勤」でしたので、毎日ビール工場の試飲コーナーで「昼ビール」を飲んでから出社していました…前世はドイツ人かチェコ人あたりですかね。

>熟語が覚えられずに苦労しました

大学の最初のドイツ語の授業(第二外国語)で、先生がまず「ドイツ語は文法が難しいといわれているけれど、合成語が多いからむしろそっちを覚えるのが大変だよ〜とにかく辞書を引いて。」と言っていたのを思い出しました。懐かしい・・・

電子辞書が壊れるくらいキーをたたいたということですよね。すごい!
大学院受験頑張ってください!
大学院進学を断念した過去があるので、私もいつか(50代半ばくらいがいいなぁ)に大学院に行くのが夢のひとつです。
りりかさん、応援してます!
Posted by Fu Shusei at 2009年09月02日
★unaたん★

女学生!女学生っていう響きナイス!
うちのおばあちゃん(大正12年生まれ)が良く使うフレーズです。
あと、女学校とかね(笑)
梅雨〜盛夏にかけて 先が見えなくて迷走したけれど、これが私の出した答えだよ。

この絵もヌーヴォーです♪
Posted by Fu Shusei at 2009年09月02日
おばあちゃんは父と同じ歳だ♪
折衝はwebのディレクターじゃなくても大丈夫なこともあるので、
ド素人相手の仕事依頼できるよう頑張るね。
お勉強がんばって♪
知識身につけたら案外クリアできる課題かも知れず(^^)
Posted by acqua at 2009年09月09日
★acqua姉さん★

大正生まれのひとの日本語は古風で好きだぁ〜。
おばあちゃんは満州生まれでそのまま台湾に嫁いで、祖国日本に初めてきたのは今の私くらいの年だったんだけど、私より日本語が美しいのよ!

テクニカルタームだけで話せたらどんなにラクかと思います・・・
先日の打ち合わせでは先方に「分からないことだらけでごめんなさい」と言わせてしまった。
理解できるように説明できない私の力不足で、あやまるべきはこちらのほうなのに(T_T)
デザイナーの勉強と、ディレクション/コンサルティングの勉強は方向性がまったく違うんですよね。
デザイナーはいわばスペシャリスト(ひとつのことには専門的だけど、対応範囲はせまい)。ディレクション/コンサルティングは器用なジェネラリストで、デザイナーとクライアントを通訳してくれる言葉の魔術師みたいなものだから。
Posted by Fu Shusei at 2009年09月12日
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